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様々な葬儀の形式を知っておくこと

葬儀を執り行うのは何も人に限ったことではありません。最近ではペットと一緒に暮らす人も増加をしています。大事な家族ということもあるので、ペットが亡くなった際にも葬儀を執り行うことが増加をしています。専門業者もありますし、専門の斎場もあります。

埋葬をする墓地まで併設されている斎場もあります。人と変わりのない式を執り行うこともできますし、火葬をして骨上げをするだけの簡単なものもあります。そのほうがしっかりと供養をすることが出来るということがあります。

モノとして扱ってしまうのはあまりにも悲しいですし、しっかりとお別れをすることが出来るようにしたほうがよいです。コストも業者によっては変わってくるので、事前にチェックをしておくとよいでしょう。中にはあまりよい対応をしてくれない業者もあるので、クチコミをチェックしておくとよいでしょう。

葬儀における末期の水という作業

葬儀は、人が亡くなることに関するすべての作業のことをいいます。これは、危篤の時からすでに始まっていると言うことも可能です。また作業は、臨終の際に本格的に始まります。まず一般的に多く行われているのが、末期の水というものかもしれません。

高齢の人の多くは、病院や施設で亡くなる場合が普通となっているので、看護師や職員に促されてこの儀式を行うことも多いようです。故人の旅立ちはつらいことですが、別れに向き合うためにも、臨終に際し遺族が末期の水をとることは重要です。

末期の水は、お釈迦さまが最後の時を目前にした際に、のどの渇きを訴え、水を望んだことから、弟子が清らかな水を汲み、捧げたことに由来するとされています。現在この儀式は、臨終後に行うことが多くなっています。綿棒や脱脂綿をガーゼでくるんだもの、または新しい筆などで故人の唇を湿らせます。

表面上は、儀礼的なことでしかありませんが、近しかった遺族にとっては心理の面で大切な作業だと言われています。

可能な限り遺族も手伝いたい臨終後の儀式

現在、特に高齢者の場合は病院や介護施設などで亡くなる人がほとんどです。医師が亡くなったことを判定し、臨終を迎えます。看護師が点滴などの器具をはずしたあと、遺族は順番に末期の水をとります。水は看護師が用意してくれ、綿棒などに含ませた水で故人の唇をぬらします。

臨終に際し、故人が再び息を吹き返すように、そして旅立った後に渇きで苦しむことがないようにという願いが込められています。かつては蘇生を願う民俗的な儀礼でした。しかし、今では亡くなった後に行うことが慣例とされています。

末期の水が終わると、遺体を清め、女性であればお化粧を施し、髪を整え、爪も切りそろえます。男性であれば髭を剃ることも多いようです。葬儀社にお葬式を依頼している場合、職員が行ってくれますが、故人との最後の時間となるので、できるだけ遺族も臨終後の儀式は手伝うようにしたほうが良いようです。


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